どうも最近の世相はやばい感じです。
50年間も続いたパクス・アメリカーナ の終焉という受け取り方してる人も多いみたいっすね。
200年ごろのパクス・ロマーナの崩壊はどんな感じだったのかと、
上野の西洋美術館の企画展
「ヴァチカン美術館所蔵古代ローマ彫刻展 生きた証−古代ローマ人と肖像」にいってきました。
紀元前700年ころのリアルな彫刻から
紀元前300年ころの理想化された像
紀元後100年ころのプロパガンダに利用された皇帝像
そして崩壊直前の抽象化された、キリスト教芸術
と流れが追えていい展覧会でした。900円はちょいと高いけど、
まぁ貴重なものがみれたのでよかったです。
崩壊にむけて、現世肯定てきな観念から、来世を願う観念へと。変化していくローマ人の思考は
ひとつの文明の終着点はこういうものなのかと、思いました。
パクスロマーナの終焉後のヨーロッパの人口減少と、生活水準を取り戻すのは18世紀までかかったらしいから、その混乱のほどが伺えます。
パクス・アメリカーナはどうなるのかなと、この混乱を見ると、ちょいと恐ろしい。
投稿者 jive : May 13, 2004 10:09 PM